ノイシュヴァンシュタイン城内にはエレベーターが設置されており、車椅子利用者は内部の多くの階段を登ることなくガイドツアーに参加できる。エレベーターはコンパクトで、扉の幅は0.85m、奥行きは1.30mなので、車椅子はこの寸法に収まる必要がある。
安全上の理由から、車椅子または歩行器をご利用の方は、1時間に1名様のみツアーにご参加いただけます。このアクセスを確保するには、スタッフがスケジュールを調整し、リフトを準備する必要があるため、事前の予約が必要です。
数に限りがあるが、車椅子用のトイレもある。レベル2のカフェエリアと ツィンマーマンプラッツ向かいのキオスクにある。これらの施設はバリアフリー基準に適合するよう設計されており、十分なスペースが確保されている。
城内にはトイレはありません。見学の前か後にトイレを利用することをお勧めする。
ノイシュヴァンシュタイン城では、車椅子や歩行器の貸し出しは行っていない。エレベーターの寸法に合うもので、城に続く急な参道に適したものを各自で持参する必要がある。
ノイシュヴァンシュタイン城のスタッフは、移動に不自由のある観光客に直接介助を行います。ノイシュバンシュタイン城に到着すると、係員が出口でお客様をお出迎えし、ツアーグループにご案内します。
火災報知器などの緊急時には、エレベーターは使用できない。城内には避難用の椅子が2脚設置されており、訓練を受けたスタッフが車椅子の利用者を大理石の階段で下り、指定された出口トンネルを通るようサポートする。
バイエルン赤十字は、火曜日と木曜日の午前10時から正午12時の間、城の入り口までの交通手段を提供している。このサービスは、険しい参道が通れない方のために、直接アクセスできるようになっています。
駐車場は、ノイシュヴァンシュタイン城から約1.5km離れたホーエンシュヴァンガウ村にしかない。車椅子をご利用の方でも、入口まで直接車を乗り入れることはできません。
P2駐車場には、身障者用駐車スペースが3台分ある。これらのスペースは有料で、ピーク時には空きが限られることがある。駐車場からは、バス、馬車、または徒歩で坂道を上っていかなければならない。
バイエルン赤十字は、より近いアクセスが必要な方のために、特別車両サービスを提供しています。このオプションは城の入り口まで行くことができるが、火曜日と木曜日の10:00～12:00に限られる。事前にお城の管理者にお申し出ください。
チケットの受け取りにも計画が必要だ。予約チケットは、ツアー開始の1時間前までにホーエンシュヴァンガウ・チケットセンターで受け取る必要がある。
馬車はホーエンシュヴァンガウから出発し、ほぼ上り坂を進む。城の約450メートル下で停車し、最後は舗装された傾斜地を歩くことになる。折りたたみ式の車椅子は持ち運び可能だが、電動車椅子は重量とスペースの制限があるため利用できない。スロープは用意されていないが、乗車補助はある。
シャトルバスという選択肢もある。城の上にある「ユーゲント」停留所で乗客を降ろし、舗装された道を500メートルほど下る必要がある。バスは低床式で、足の不自由な方でも乗車しやすい。
どちらの方法も、徒歩で行くよりは急な坂道を歩く量は減るが、坂道を移動する必要がなくなるわけではない。自分の体力や装備に合わせて計画を立てる必要がある。